PERとPBR

株式投資においての基本となる用語を解説していきます。

英語でいうとABCを学ぶようなものです。これから説明するほかの用語も

アルファベット3文字で略されることが多くややこしいですが知っていて損はないです。

そもそもタイトルの2単語は株が割高か割安かを表す指標になります。

 PERというのは純利益を表す指標で、株価を1株当たりの純利益で割ったものです。

簡単にいうとその株が何年で株価と同じお金を生み出せそうかという指標です。

一般的には10~20倍くらいであれば普通です。

例えばトヨタと日産どっちがPER的に割安か考えようと思ったときに

トヨタ→時価総額50兆円で年間利益2.5兆円→PER20倍

日産→時価総額3兆円で利益が1000億円→PER30倍

 PBRは会社の純資産を表す指標で、株価を1株あたりの純資産で割ったものです。

会社の資産(土地や貯金などの全部)に対して取引価格が何倍になっているかを表します。

1倍未満であれば割安です。しかどちらも業種などによってまちまちです。

例えば昔の1000円札の肖像画は夏目漱石だったのですがそれがコレクターの間で2000円で取引されているとします。そうすると本来の千円の価値より高いので割高でPBRは2倍ということになります。

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